自己PRは自分の言葉で
オーディションの自己PRで大切なことの1つは、自分の言葉で審査員たちにアピールするということです。
オーディションはよほど場馴れしている人でもない限りは、非日常的な空間で緊張から普段のパフォーマンスが出せなくなるものです。
しかし芸能人として舞台やテレビに出れば、もっと多くの人間の前で話したり、動いたりすることになります。
こうした場で教科書に掲載されているような模範解答ではなく、自分らしさを出すということは、場馴れしている、度胸があると評価してもらえます。
自分らしさを出すべきもう一つの理由は、ライバルたちとの差別化です。芸能界を目指す人間の数は今も昔も多く、最大手のオーディションでは1万人近い応募があります。そんな中で他の人間と同じような真似をしていたら、よほど圧倒的な容姿や才能でもない限りは埋没してしまうでしょう。
高倍率の競争を勝ち抜くためには、まず何としても審査員たちに自分の存在を印象づける必要があるのです。
オーディション時に言葉以外の方法でできる自己PR
オーディションでは大抵いくつかの指定された試験がありますが、特技を披露したり考えて自己PRする時間も設けられます。その時に自信をもって披露できる特技などがあればいいのですが、とくにない場合でも気にする必要はありません。
大切なのは楽しんで過ごすことです。楽しむ事を伝えられることや周りを巻き込む力は魅力的です。また、言葉以外でも立ち居振る舞いが相手に与える印象は強く、例えば航空機の客室乗務員に印象の悪い人はあまりいないのではないでしょうか。一般的に良いとされる振る舞いがオーディションにマッチするとは限りませんが、今のままの自分自信を曝け出すことが周りに埋もれずアピールできます。時には自信のなさが、コンプレックが自己PRとなることもありますし、目的のものに合格しなくても別の道につながることもあります。
言葉だけで説明しようとするのではなく、表情や話し方などの動きで憧れの人を演じてみることもいいと思います。とにかく楽しんで挑戦することが一番です。